相続/遺留分の放棄
2023/10/19
遺留分の放棄について
相続放棄は相続開始後でないと申立をすることができませんが、遺留分の放棄は相続開始前に申立が可能です。特定の相続人に遺産全てを渡す旨の遺言書を作成しても、遺留分を持つ他の相続人により遺留
分を主張されてしまえば、従わなければなりません。
そのため、相続させなくない相続人を完全に排斥するためには、遺言書+遺留分の放棄が必要でしょう。もっとも遺留分の放棄は、遺留分権利者による申立が必要なので、相続人間で良く話し合い、了解を取り付ける必要があります。
<遺留分の放棄の申し立てに必要な書類>
管轄家庭裁判所:被相続人の住所地を管轄する家庭裁判所
1.被相続人の現在戸籍
2.遺留分を放棄する人の現在戸籍
3.申立書
4.収入印紙(3の申立書に貼付します)
5.郵便切手(家庭裁判所で許可後、その審判書謄本が郵送されるため、その郵便料金分)
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