司法書士ねりま法務事務所

会社登記簿謄本の取り方|実例と手順を解説!印鑑証明書との違いも解説

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会社登記簿謄本の取り方|実例と手順を解説!印鑑証明書との違いも解説

会社登記簿謄本の取り方|実例と手順を解説!印鑑証明書との違いも解説

2024/02/26

会社を設立するにあたり、会社登記簿謄本は必要不可欠な書類です。しかし、初めて取得する場合には手続きの方法や手順を知らない方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、会社登記簿謄本の取り方について実例と共に詳しく解説します。また、印鑑証明書との違いについても解説し、スムーズな手続きのためのポイントをお伝えします。

目次

    会社登記簿謄本とは?

    会社登記簿謄本とは、登記事項証明書という名称で発行され、会社の登記簿に記載された情報を正確かつ詳細に記録した書類です。この登記事項証明書の使い道は、取引先や融資申込など関係各所で提出を求められた際に準備する書類ですが、司法書士でも登記事項証明書の取り寄せを行うことは可能です。会社登記簿謄本には、以下のような情報が記載されています。会社の名称や住所、代表者の氏名や住所、役員、資本金の額、事業内容や設立日など、会社に関する基本的な情報が記載されています。また、会社の内部関係や経営状況に関する具体的な情報は、会計帳簿や決算書などで確認することができます。会社登記簿謄本は、ビジネスにおいて様々な場面で必要な書類の一つです。特に、企業間の取引においては、相手企業の実態を把握するために必要となることが多いため、取得することを推奨します。

    会社登記簿謄本の取得方法と手順

    会社を設立後、法務局で登記簿謄本が取得できます。会社名や法人番号、登記簿謄本の提出目的などを確認して、必要な手数料を準備します。 次に、会社登記簿謄本を取得する方法としては、インターネット申請、郵送申請、窓口申請などがあります。インターネット申請では、電子証明書の取得が必要ですが、比較的簡単に取得できます。郵送申請では、専用の書類を用意してファックスや郵送で申請する方法です。窓口申請では、管轄の法務局に直接申請することも可能です。 また、会社登記簿謄本は、登記された情報が記載されているため、会社設立の際だけでなく、取引において必要なことがあります。司法書士に相談することで、どのような方針で会社登記簿謄本を取得するか効率的に判断することができるでしょう。

    会社登記簿謄本の料金について

    前述のとおり、会社の登記簿謄本は、会社名や役員名、資本金などの情報が記載されたものです。料金は、窓口申請で1通600円、オンライン郵送申請では1通500円、オンライン申請後窓口受領では1通480円です。このように取得方法によっても料金の差があり、窓口での取得よりもインターネットでの取得の方が割引価格になる場合がありますが、専用のシステムを導入しなければなりませんので一般の方にはハードルが高めです。会社登記簿謄本は、会社設立後の取引先とのやり取りや各種手続きに必要な書類のため、きちんと準備しておくことが大切です。

    会社登記簿謄本と印鑑証明書の違い

    会社登記簿謄本と印鑑証明書は、どちらも法人の登記情報を証明する書類ですが、それぞれ異なる内容となっています。 会社登記簿謄本は、法人が登記簿に記載されている情報を証明する書類です。登記簿には、法人の商号や所在地、代表者名、役員などが記載されています。これらの情報に基づいて、各種契約や金融機関などでの取引などに必要な場合があります。 一方、印鑑証明書は、法人の印鑑を保有していることを証明する書類です。法人が取引を行う際には、契約書や申請書などに印鑑が必要となります。このような場合、印鑑証明書が求められることがあります。 これらの書類は、どちらも法人の設立や取引上で必要不可欠なものとなります。会社登記簿謄本は、登記簿に記載された情報をより詳細に証明するものであり、印鑑証明書は、法人が正当な印鑑を保有していることを証明するものです。ご依頼に応じて、これらの書類の取得や手続きをお手伝いする司法書士がいます。

    会社登記簿謄本を必要とする場合の理由

    会社登記簿謄本は、ある企業が実在していることを証明し、法的な立場を確認するために必要な重要な書類の一つです。司法書士として、企業登記の手続きをサポートする場合には、この謄本を取得する必要があります。 具体的な理由としては、新規に会社を設立する場合や、既存の企業が吸収合併や解散する場合、または担保物件の登記や訴訟手続きなど法律上の手続きが必要になる場合に、会社登記簿謄本が必要になります。さらに、取引先からの信用調査や資金調達のために、謄本の提出が求められる場合もあります。 司法書士は、このような手続きに必要な書類の取得・作成を専門的に行っており、スムーズに手続きを進めるために必要不可欠な存在となっています。会社登記簿謄本は、企業の法的地位を正確かつ明確に証明するために欠かせない書類であり、司法書士の役割が大きく求められていることがわかります。

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